東京軌道エレベーターガールネタバレ[20話]月の少女と地球の少年

今回の記事では
中林ずんさん作画、
吉田正紀さん原作、
「東京軌道エレベーターガール」
20話について
紹介させて頂きます！

あらすじ内容やネタバレ、
感想/考察や結末予想は
実際に漫画を読まれた方の
アンケートを元にしております！

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「東京軌道エレベーターガール」
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東京軌道エレベーターガール(漫画)20話あらすじ内容/ネタバレ

「第20話」

ミライが負うもの

月の重力は地球のものと比べると
6分の1しかなく、
そこで生まれ育ったがゆえに
地球へ近付くことが出来ない
少女・ミライ。

先程までは高軌道ステーションから
地球へ向かっていた
東京軌道エレベーターですが、
彼女の体調の異変に気付いた伊奈は
すぐさま下降をストップさせました。

ミライとしてはせめてもう少し
その場に留まっていたかったようですが、
苦痛を訴える自身の体が
それを許してくれません。

それでもせめて時間をかけて
引き返して欲しい…という願いに
伊奈は同意。

上昇したエレベーター内が
再び無重力の状態へ戻ると、
ミライのバイタルも正常値へと
戻ったのでした。

前向きに

ミライが生まれたのは14年前。

長期に渡る月面探査中、
次々とトラブルが重なった末の
イレギュラーな出産でした。

まだ十代前半の少女にとって、
同年代の人間もいない環境でしか
生きられず、
両親らの生まれ故郷を
遠くから眺めることしか出来ない
身の上は確かに辛いものでした。

9年前には思い詰め過ぎたせいで
命の危機に瀕したほどです。

しかしその時の出会いがきっかけとなり、
現在の彼女は未来を悲観することなく
希望を持って日々を過ごしていました。

運命の出会い

それはミライが5歳の時。

家族や他の月面調査隊の面々とは違い
自分一人だけが地球へ行くことの
出来ない体であることで、
自分は単なる実験台なのではないかと
絶望した彼女は、
たった一人で地球へ向かって
宇宙をさまよっていました。

それを命がけで助けてくれたのが、
ミライが現在前向きな気持ちを保てている
理由である少年・良平です。

良平はミライと友人になり、
彼女の事情を知って
「せめて景色だけでも見せてあげたい」と、
それからずっと定期的に
地球の様々な場所の写真を
送ってくれていました。

少年と少女の約束

良平が送ってくれる写真は
ミライの心の支えとなっていましたが、
やはり彼と直接会いたいと
願ってしまうのが乙女心です。

その想いは、一緒に写真に映っている
知らない女の子が彼の腕に
触れているのを見てしまったことで加速し、
ミライは思わず涙をこぼしてしまいました。

その時、ミライ宛てに良平から
通信が入ります。

地球との距離がいつもより近付いたのと
伊奈の計らいによって回線が繋がり、
直接の通話が可能となったのです。

いつ途切れるかわからない状況のため、
良平は簡潔に
「会いに行くから待ってて」
とミライに伝えます。

その言葉に笑顔を取り戻したミライは、
「会いたいからがんばる」
と良平に答えたのでした。

東京軌道エレベーターガール(コミック)20話感想/考察/結末予想

作中では明るく振る舞っている
ミライちゃんですが、
生まれてからずっと14年間も
限られた人間としか交流を持てず、
おそらく調査隊の基地くらいしかない
月からほとんど出られない生活を
続けてきたなんて、
その苦しみは如何ばかりかと
想像も出来ないほどだと思います。

そんな中でも誰も恨んだりしていないと
笑って言い切れる強さが眩しく、
本当に素敵な女の子だなと感じたので、
ぜひ幸せな未来を手に入れて欲しいです。

とりあえず良平くんと両思いのようで
ホッとしました。

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まとめ

「東京軌道エレベーターガール」
20話のネタバレやあらすじ、
実際に読まれた方の感想や考察、
結末予想についてはいかがでしたか？

隔週日曜日にサンデーうぇぶりで
ストーリーが更新される予定なので、
この記事を読んで漫画が気になった方は
是非一度読んでみてくださいね＾＾