東京軌道エレベーターガールネタバレ[12話]七夕の日に叶った願い

今回の記事では
中林ずんさん作画、
吉田正紀さん原作、
「東京軌道エレベーターガール」
12話について
紹介させて頂きます！

あらすじ内容やネタバレ、
感想/考察や結末予想は
実際に漫画を読まれた方の
アンケートを元にしております！

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「東京軌道エレベーターガール」
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東京軌道エレベーターガール(漫画)12話あらすじ内容/ネタバレ

「第12話」

平和の訪れ

本日の東京軌道エレベーターは
七夕の企画として、
子供達が願いを書いた短冊を
中軌道ステーション内に展示するという
イベントを予定しています。

加えて、一月前に四十年間にも渡る戦争を
ようやく平和的に終わらせることの出来た
パルメールとパルメスタ両国から、
子供達を招待していました。

彼らの引率者として
共に日本へ招かれたのは、
パルメスタで聖女と呼ばれている
オリー・ベー女史です。

彼女はどの武装勢力にも屈せず
子供達を保護し続けたという、
まさしく賞賛に値する人物でした。

オリーとヒゴー

しかしオリー女史本人は、
崇高な信念を抱いて動いていたわけでもない
自分は、そのように持ち上げられるほど
大した人間ではないと謙遜します。

彼女が語ったところによれば、
戦争が始まったばかりの頃に
子供達を保護したのは単なるなりゆきに
過ぎなかったとのこと。

そして、当時隠れ住んでいた森の近くに
パルメールとの国境となる小川があり、
その流れを挟んで偶然出会った
パルメール軍人の青年と
心を通わせるようになったのだそうです。

ヒゴー・ボーと名乗った彼が
ペットボトルの空き容器で作った
糸電話を使い、毎日のように
会話を重ねていた二人でしたが、
ある時パルメール軍の魔の手が
オリー女史達の住む森まで伸びてきたため、
彼女は涙ながらにその地を
離れたといいます。

その際ヒゴーとは戦争が終わったら
今度こそ堂々と会おうと
約束を交わしたのですが、
それ以降彼との再会は叶わず、
三十年の時が経って今に至った
とのことでした。

再会

思い人にもう一度会いたいという
願いのために必死で
生き抜いてきたのだと語るオリー女史。

しかしその相手・ヒゴーは
一週間前に過労で亡くなったという
ニュースが報じられていました。

彼は一兵卒からパルメールの
初代大統領にまでのし上がり、
戦争を終結に導いてみせた
英雄となっていたのです。

オリー女史が静かに悲しみにくれていると、
エレベーター内にいた男性が
唐突に彼女へ声をかけてきました。

キャップやヒゲで変装していましたが、
サングラスを外して見せた彼の顔は
確かにパルメール大統領・ヒゴーのもの。

しかし彼は自らの死を偽装してまで
全てを捨て去り、
オリー女史に会うためだけに
日本までやって来たのです。

ようやく約束を果たし抱き合う
二人の頭上には、美しい輝きを放つ
天の川が横たわっていました。

東京軌道エレベーターガール(コミック)12話感想/考察/結末予想

今回は伊奈の活躍が控えめでしたが、
素直に感動とときめきを感じられる
素敵なエピソードだと思いました。

しかも、ただ安直に
二人を引き合わせるだけではなく、
大統領という地位のみならず
それまで積み重ねてきた
全てをなげうって愛に生きるという
決断をさせたことで、
かつては敵対していた国同士の
英雄と聖女という立場では
望めないであろう平穏で幸福な未来を
彼らが手に入れられる可能性を示す
という演出が、非常に素晴らしいと
思いました。

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東京軌道エレベーターガール単行本/電子書籍が読めるサービスまとめ

まとめ

「東京軌道エレベーターガール」
12話のネタバレやあらすじ、
実際に読まれた方の感想や考察、
結末予想についてはいかがでしたか？

隔週日曜日にサンデーうぇぶりで
ストーリーが更新される予定なので、
この記事を読んで漫画が気になった方は
是非一度読んでみてくださいね＾＾