青のオーケストラネタバレ[55話後編]怒りを爆発させ、自分を壊せ!

今回の記事では
阿久井真さん作、
「青のオーケストラ」
55話後編について
紹介させて頂きます！

あらすじ内容やネタバレ、
感想/考察や結末予想は
実際に漫画を読まれた方の
アンケートを元にしております！

「さっさと漫画を無料で読みたい！」
という方は後半に記載している
「漫画を無料で読む方法」を
チェックしてみてください！

青のオーケストラ(漫画)55話後編あらすじ内容/ネタバレ

「バッカナール」

サムソン

勝利の酒の宴（バッカナール）の席。
勝利に酔いしれるペリシテ人たちに
連れて来られ、ヘブライ人の英雄・サムソンは
見世物にされます。

目の前では、デリラが椅子に座って、
笑みを浮かべています。

嘲笑され、辱めを受けるサムソンには、
怒りはありますが、もはや力はありません。

ただひたすらに、
湧き上がってくる熱をその身に溜め込みます。

サムソンは体中に傷、手には枷（かせ）。
目は潰されています。

強く噛み締めた口と、
強く握り締めた手からは、
血がしたたっています。

加速

曲のテンポが加速しました。
先程と違う曲のようです。

怒りに震えるかのように、
弦楽器が鋭く刻みます。

だんだん激しくなってきました。

破滅

ヴァイオリンの青野一（はじめ）の
目の前には、サムソンがいます。

サムソンは神様にお願いします。
最期にもう1度だけ力をください!!!

憤怒により力を取り戻すサムソンに気づかず、
ペリシテ人は踊り狂います。

快楽と喜び。
陶酔と狂乱。
その影に忍び寄る「破滅」。

イライラする佐久間

パーカッションの佐久間優介が高1の頃。

ヴァイオリンの裾野姫子（すそのひめこ）は
優介に、2nd（セカンド）の日向（ひなた）が、
先生に退部届を出したことを伝えます。

その時、
ヴァイオリンの滝本かよがやって来て、
朝の挨拶をしました。

日向の退部のことを、滝本は知っていました。
滝本は日向と仲が良かったのです。

経験者の日向が抜けて2ndは大丈夫なのか、
佐久間は滝本に尋ねます。

私に言われてもと滝本は答えます。
先輩たちもいるし大丈夫なんじゃない?と、
滝本は裾野に同意を求めます。

他人任せかと佐久間は思います。
そういう大事なことは
皆と共有すべきじゃないの?
と佐久間は滝本に詰め寄ります。

定期演奏会は終えたんだしと滝本は言います。
滝本の手をつかみ、次はコンクールがある!
と佐久間は言い放ちます。

滝本は佐久間の手を離し、
心配しすぎと言います。

佐久間はイライラします。

裏切られた気分だと、
別の女子が陰口を言っています。
人とぶつかることからは逃げて、
自分から動くことはしない人たち。

後悔する佐久間と筒井

その後の帰宅時。

このままじゃダメだと、
ホルンの筒井俊樹（としき）は
佐久間に話します。

「特に俺たちは中学のこともあるし。
もっと立花さんを助けてあげるべき
だったのかな」と筒井は続けます。

中学生の頃、後輩・立花への引き継ぎが
上手くいっていないことに、
薄々気付いていたのです。

引退した身で口出すのも悪いと考えた
俺たちの責任だと、筒井は言います。

佐久間は「遠慮」という言葉が嫌いです。

「おせっかいしないように」なんて、
結局は、自分が楽をしたい怠惰を都合よく
言い換えた言葉だと気付いたからです。

佐久間は大きなため息をつきます。
1年前の自分を殴りたいと、
佐久間は言います。

今度は俺たちがやろう!と筒井は話します。
佐久間も同意見です。

怒り

そして演奏中の現在。

あの時の「後悔」を思い出すのです!!

枷は外れました。
サムソンの怒りが吹き出すように、
弦楽器たちが激しく震えます。

祝宴から一転。
超人的な怒りを取り戻したサムソンに驚き、
逃げ惑う民衆たち。

しかし、
彼の怒りは全ての者に降り注ぎます。
かつて愛した裏切り者・デリラにもです。
逃がしません!!

審査員の男性はペンを置き、
身を乗り出して演奏に聴き入ります。

筒井は部長選挙に立候補しました。
筒井も佐久間に
頼りっぱなしだったのはわかってます!!
だから自分自身にムカついています!!

だからこそ、
この「怒り」を爆発させるのです!!
焦がのです!
壊すのです!

本音をださなかった自分をです。
ぶつかることから、責任から、
許せないものから、
立ち向かわずに逃げていた自分をです!!
ぶっ壊すのです!!!

青野の目の前には、
父親のプロヴァイオリニストである
龍仁（りゅうじ）が立っています。

多くの命を奪い、膨らみ続ける怒りは、
止まることなく全てを飲み込んでいきます。
たとえ己の命を削ろうともです。

デリラは柱の下に倒れています。
天井が崩れ落ちます。
空には満月が輝いています。
そして、すべてはがれきの下。

大拍手

演奏終了。

客席の元コンマス・原田蒼（そう）が、
口元に笑みを浮かべて拍手します。

観客の女子学生が涙を流します。
大きな拍手。
指揮をした、海幕（うみまく）高校
オーケストラ部顧問・鮎川広明とオケ部員は、
まだ拍手している客席に頭を下げました。

青のオーケストラ55話後編(コミック)感想/考察/結末予想

大迫力の演奏シーンでした。

ペリシテ人たちとデリラはざまーみろです。
サムソンも最後は死んじゃったのでしょうか。

佐久間と筒井が同じ中学だと初めて知りました。
だからよく話しているのかと納得しました。
筒井は推薦されて部長になったと
想像していましたが、
立候補したとはびっくりです。
一見大人しそうです。
筒井も立花のことを気にかけていたとわかり、
ちょっと嬉しくなりました。

今話は
主人公の青野がフューチャーされるものと
予想していましたが、
青野だけではありませんでした。

次話は結果発表です!
ライバル校の結果も気になります。
海幕高校には絶対に金賞を獲ってほしいです。

青のオーケストラ(漫画)55話後編を無料で読む方法

「青のオーケストラ」は
「マンガワン」で限定公開されています。

マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

そう思ったあなたにオススメの
裏技を紹介しますので安心してください！

まとめ

「青のオーケストラ」
55話後編のネタバレやあらすじ、
実際に読まれた方の感想や考察、
結末予想についてはいかがでしたか？

隔週火曜日にマンガワンで
ストーリーが更新される予定なので、
この記事を読んで漫画が気になった方は
是非一度読んでみてくださいね＾＾