アクターダンスネタバレ[1巻]父親殺しの犯人『天無』を追う赤谷芙蓉

今回の記事では
村上ペコさん作、
「アクターダンス」
単行本1巻(1話から7話)について
紹介させて頂きます！

あらすじ内容やネタバレ、
感想/考察や結末予想は
実際に漫画を読まれた方の
アンケートを元にしております！

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アクターダンス(漫画)単行本1巻あらすじ内容/ネタバレ

アクターダンス(漫画)ネタバレ[1話]あらすじ内容

「第1話　赤谷芙蓉」

連続殺人のニュースが流れます。
『広域重要指定事件107号と同一犯の可能性』
拷問による殺人が続いているのです。

赤谷芙蓉、17歳、高校2年生。
他人の役に立ちたいと考える高校生です。

帰宅した芙蓉は、父親に遭遇します。
赤谷幽玄、45歳、探偵。

探偵をしている幽玄に対し、芙蓉は、
「尾行や浮気調査、弱みを暴いてばかり」
「自分は探偵にはならない」
と考えています。

「連続殺人でも解決してみろよ」
すると幽玄は、
「あの事件にはかかわるなよ」
と真顔でいいます。

事務所に入ると、天無がいます。
明星天無、20歳、幽玄の助手。

幽玄を尊敬しているという天無。

また連続殺人のニュースが流れています。
「かかわるな」という言葉を思い出す芙蓉。

事務所のドアがノックされました。
訪れたのは吉岡明美40歳、食品冷蔵庫勤務。
依頼内容は浮気調査です。

素行調査をした芙蓉は「クロ」だと確信。
しかし報告の直前で幽玄が、
「会っていたのはイトコ」
「編み物を習っていた」
という事実を報告します。

さらに幽玄は明美たちに、
「人の助けになるのが自分にとっての探偵」
と答えるのでした。

芙蓉と天無が出かけています。
ところが急用だと天無は席を外しました。
そこに明美が来て、
「すべて芙蓉が調査したと聞いた」
と笑顔で話します。

父親への謝罪を考える芙蓉。
そこに近所の人が来ます。
「事務所の前を通ったら大きな音がした」
それを聞いて芙蓉は事務所へ。

彼が見たのは返り血を浴びた天無。
倒れているのは幽玄。

「なぜ」
動揺する不要に天無が笑います。
「最近の連続殺人は私」
「幽玄が証拠をつかんだと聞いた」
「だから殺しちゃった」
「人を信じるから気付かない」

腹を立てた芙蓉はとびかかります。
しかし喉にナイフをあてられます。
不意に天無はキスをしました。
さらに、彼女は、芙蓉に対して、
「生きているほうが苦しそうだから」
と楽しそうに立ち去ります。

それから半年。
芙蓉は引きこもったまま。
犯人は捕まらず。

苦しさに暴れる芙蓉。
「苦しんだら思い通り」だと気付きます。

芙蓉は探偵になりました。
もう他人は信じない、苦しみもしない。
探偵として天無を探して殺す。
そう決めたのです。

アクターダンス(漫画)ネタバレ[2話]あらすじ内容

「第2話　佐藤修華」

刑事の玄野玄武と話す芙蓉。
情報がほしいだろ、という玄武。

芙蓉が向かったのは県立山影高校。

高校2年生の教室。
佐藤修華がいじめられています。
机にはひどい落書きが。
佐藤修華は殴られそうになります。
しかし「転校生」の芙蓉がかばいます。

かつては修華もいじめをしていました。
しかし被害者は自殺。

そんな修華に、まとわりつく芙蓉。
「弱っている人間を助けろといわれた」
「友達がいないのは寂しいだろう」
しかし修華は「いらねえよ」と返します。
あるとき彼女は、
「机の落書きを消そうとする芙蓉」
を見かけました。

夜に偶然芙蓉と会った修華。
修華は眠れない日々を過ごしています。
「あの日から眠れない」
「悪いのは自分」
「誰にも相談できない」

その頭を芙蓉が撫でます。
「話してみろよ」
そういわれてすべてを話した修華。

翌日、学校でも心が軽い修華。
「もっと早く吐き出せばよかった」

そこに教師が、
「赤谷君は家の都合で転校」
と知らせます。

驚いた修華が学校を抜け出しました。
そこで彼女は、
「修華をいじめた相手に何かを渡す芙蓉」
を見かけます。
何なのか聞くと「報酬」とのこと。

駅に行く道は1本だけ。
佐藤修華は芙蓉を待ち伏せします。

「なんでこんなことをしたの」
そんな修華の質問に、
「自殺の原因となる主犯の自白がほしかった」
と芙蓉は答えます。

すべて演技だったのです。
芙蓉のレコーダーを奪おうとする修華。
しかし録音は刑事の手に渡るのでした。

アクターダンス(漫画)ネタバレ[3話]あらすじ内容

「第3話　野山椿」

「5秒以内で妻を殺せ」
そういわれた中年男が妻を刺します。
しかし結局は中年男も殺されました。
壁には「山荘　三城（さんそうみしろ）」の文字が。

玄武から、
「山荘三城近くで拷問の形跡がある死体が発見された」
という情報を得た芙蓉。

天無が殺したのは26人。
現在も指名手配中です。

夜には「山荘三城」に特捜班が着くという玄武。
手がかり探しはそれまでにしろといいます。

山荘三城についた芙蓉を、従業員の大山が出迎えます。
観光地近くでもないのに綺麗な施設です。
背後に気配を感じ、芙蓉は相手を取り押さえます。

「白髪が珍しくて」
相手の名前は野山椿、フリーライターです。
彼女もまた「3年前の連続殺人」を追う1人でした。

「親友の彼氏が目の前で殺された」
「親友は入院中」
「犯人が捕まっても彼女は救われない」
「でも納得しないと先にも進めない」

そういう椿に、芙蓉は、
「相手は連続殺人犯」
「追えば殺されるかも」
と笑います。

本気だというも芙蓉は相手にしません。

ふと椿は、
「探偵の息子の赤谷芙蓉？」
と尋ねました。

そのとき椿を従業員の大山が襲います。
芙蓉が投げたグラスにより攻撃は回避。
大山の手には大きなナイフが。

山荘の天井裏から下を見る芙蓉と椿。
男性が拘束されています。

助けようとする椿を芙蓉が制止。
逃げられるかもしれないからです。
「絶対真相を突き止めるんだろ」
「知人に警察がいる」
「ばれないように包囲してもらう」
すると芙蓉は蹴られました。

屋根裏から、シャッター音。
儀式中の人間は驚きます。
大山が失敗したんだ、と部屋を出る人々。
そこに椿が顔を出します。
しかし真上に誰かが…。

アクターダンス(漫画)ネタバレ[4話]あらすじ内容

「第4話　野山椿②」

無線でシャッター操作をした椿。
彼女は縛られた男性を救助します。
そこに筋肉質の男が、
「赤の他人を助けに来たのか」
と声を掛けます。

「チャンスをあげよう」
「自殺しろ」
男は椿にナイフを渡します。

10カウント以内に自殺すれば男を助ける。
しなければ殺す。

芙蓉は天井から様子を見ています。
いまさら静観も無意味。
カウント0になったらチャンスだと考えています。

「0」

突然椿が自分の腹を刺しました。
全員が固まります。

「絶対助けるから」
そんな椿に、
「いかれてるよ」
と男が爆笑しています。

そんな男を芙蓉が天井から蹴ります。

「あんたは目的に殉ずる覚悟がない」
そういう芙蓉に、椿は、
「人質を助けて自分も助かる方法を選んだ」
と答えます。

椿は入院しましたが元気そうです。
そこに芙蓉が現れます。
カメラを持ってきたのです。
結局あの男は警察から逃走。

現場写真の中には謎のマークが。
それは宗教団体「3」が使用しているマークです。

すぐに調べようとする椿。
すると芙蓉は、
「待っててやるから傷を治してから行くぞ」
というのでした。

アクターダンス(漫画)ネタバレ[5話]あらすじ内容

「第5話　曽根崎影美①」

事件の顛末をヒカリに話す椿。
相手は無反応です。

そのころ、別な病院で老人が死亡。
今週だけで3人目です。

芙蓉と椿は移動。
宗教団体3の本部をめざしています。

場所は山奥。
手前にある山生村からバスで行きます。
しかしバスは朝だけ。
村で1泊してから移動することに。

2人は、山生病院で玄武に遭遇します。
「村の病院で老人の不審死が続いている」
それが理由です。

玄武は詳細を「部下の天野に聞け」といいます。
調査中に違法行為も行う芙蓉。
見逃す代わりに捜査をしろというのです。

医師の山崎孝樹、看護師の曽根崎影美。
2人が被害者の情報を提供してくれました。

影美は病院内で「トロい人間扱い」されています。
そんな彼女を椿が昼食に誘います。

「友達いないでしょ」
と切り出す椿。
椿も我が強くて友達はいないのです。
逃げ場のない空間で1人はつらい、という椿。

しかし影美は、
「周囲に誰もいないなら、その人に問題がある」
「失望されるくらいなら1人がいい」
といいます。

すると椿は影美のスマホを奪いました。
勝手に連絡先をいれています。
「今日から毎日電話してやる」
というのです。

宿泊先の山生荘で、
「影美ちゃんと飯行ったって？」
と聞かれる椿。

兄は村でも優秀だった人物。
いつも影美を支えていました。
しかし上京し、事故に。
やがて死んだのです。
影美が暗くなったのは、そのあと。

そんな話を聞かされた椿。
それでも構わず影美に電話を掛けます。

芙蓉は病院で業務報告を見ています。
えげつない。
そう芙蓉は感じています。

アクターダンス(漫画)ネタバレ[6話]あらすじ内容

「第6話　曽根崎影美②」

老人の死を看取る影美。
「必要とされるのがうれしい」
彼女は、そう考えています。

深夜。
患者の点滴の前に、影美がいます。
すると芙蓉が、
「その老人も殺すのか」
と声をかけました。

「毒が入っているんだろう」
そう芙蓉はいいます。
しかし影美は相手にしません。

芙蓉は、
「業務報告書」
を見せます。

そこには点滴を取り換えた時間が。
他の看護師と比較すると、
「影美が点滴を取り換える時間」
が少し遅いのです。

「自分の担当時に死ぬようにしてある」
「証拠を回収するためだろう」
そう指摘する芙蓉。

影美が持っているのと、
「同じ点滴」
を芙蓉が持っています。

重さを比べよう。

その言葉に影美の顔色が変わります。
彼女は逃げ出しました。
すると、そのさきには爆弾が。

「どうせ誰にも分からない」
そんな影美に椿が、
「お兄さんのこと嫌いだった？」
と尋ねます。

誰にも理解できなかったこと。
それを1日で椿は理解したのです。

何もかも優秀だった兄。
根暗だった影美。
事故で兄は歩くのも困難になりました。
そんな兄に対して、
「これからは支えるね」
といった影美。

それでも兄は、
「何とかする」
と前向きだったのです。

兄の命を絶ったのは影美でした。
そんな彼女に、
「おもしろいね」
と声をかけた人がいたのです。

「私は悲しい、嫌だ」
そう泣く椿。

そのとき芙蓉が影美にとびかかります。
「警察に突き出す」という芙蓉。

突然、爆弾が起動しました。

アクターダンス(漫画)ネタバレ[7話]あらすじ内容

「第7話　曽根崎影美③」

残りは3秒。
芙蓉が椿の手を引きました。
影身は反対側へ。

刑事から証拠品が渡されます。

影美の白衣には、
「小型カメラの残骸」
「発信機」
が縫い付けられていました。

誰かが影美を監視。
遠隔で爆弾を起動。
そう警察は考えています。

影美は日記も残していました。
すべての殺人が記録されています。
それだけではありません。
「殺害方法の提案」
「爆弾の用意」
それを行った人物の記載もあったのです。

結局「老人の不審死」は影美の犯行ということに。
それを知った遺族は遺骨の受け取りを拒否。
遺骨は共同墓地へとおさめられました。

椿は爆破現場に花を供えます。
「唆したのは天無だろう」
そういう芙蓉。

野放しにすれば影美のような人間が増える。
そう芙蓉は考えています。

そのころ天無は2人を監視。
「宗教団体3」
「何かするなら殺してやる」
そう呟いています。

アクターダンス(コミック)単行本1巻感想/考察/結末予想

探偵の息子だった芙蓉。
彼は天無により父親を殺されました。
信頼していた相手だったのに…。

しかし見たのは、
「殺害されたあとの現場」
なんですよね。

そこが少し引っ掛かります。

同じ犯人を追うライターの椿。
かなり感情的なタイプです。
まだ「いいコンビ」とは言い難いところ。

さて、天無は、
「宗教団体3」
に対して、
「何かするなら殺してやる」
といっていました。

何かそれも気になるような。
展開が早くて面白い漫画です！
2巻も楽しみです！

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まとめ

「アクターダンス」
単行本1巻(1話から7話)の
ネタバレやあらすじ、
実際に読まれた方の感想や考察、
結末予想についてはいかがでしたか？

隔週日曜日にマンガワンで
ストーリーが更新される予定なので、
この記事を読んで漫画が気になった方は
是非一度読んでみてくださいね＾＾