東京軌道エレベーターガールネタバレ[13話]進三郎と伊奈の出会い

今回の記事では
中林ずんさん作画、
吉田正紀さん原作、
「東京軌道エレベーターガール」
13話について
紹介させて頂きます！

あらすじ内容やネタバレ、
感想/考察や結末予想は
実際に漫画を読まれた方の
アンケートを元にしております！

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「東京軌道エレベーターガール」
>>全話ネタバレ一覧はコチラ<<

東京軌道エレベーターガール(漫画)13話あらすじ内容/ネタバレ

「第13話」

同じセリフ

七夕の日の企画として、
中軌道ステーションにて子供たちに
願いを書いてもらった短冊を飾るという
イベント中のことです。

短冊を手にして立ちすくんでいる
少年を見つけた伊奈が
どうしたのかと尋ねると、
彼は「自分の力でかなえたいから
お願いなんてしたくないんだよね」と
答えました。

伊奈は同じセリフを以前にも
聞いたことがあったため、
女にしては珍しく驚愕をあらわにします。

しかもかつて伊奈に向かって
そう言った少年は、
容姿までもが目の前の少年と
瓜二つだったのです。

彼女の記憶に残る彼の名は柴進三郎。
軌道エレベーター開発者の一人です。

そして、現在伊奈を不思議そうに
見つめている少年は進伍と名乗り、
進三郎の妹の孫にあたる人物でした。

そうして偶然か否か
先程進伍が口にしたのは、
伊奈が初めて進三郎と出会い
声をかけた際に彼から返されたセリフ
そっくりそのままだったのです。

戦後のニホン

その邂逅から12年が経った1945年。

再びニホンへとやって来た伊奈は
あまりの変わり様に愕然としてしまいます。

戦争が終わったばかりのその地は
崩壊した家屋の残骸で
辺り一面が埋め尽くされ、
飢えによって命を落とす者が
後を絶たないという劣悪な状況に
あったのです。

そのような環境下では人々の心が荒むのも
致し方なく、
伊奈は良からぬ考えを持った男たちに
囲まれてしまいます。

そこへ助けに入ったのが
すっかり成長した進三郎でした。

こうして再会した二人は、
伊奈が進三郎の元を時折訪ねる形で
交流を重ねていくことになります。

願いは自力で

しかし冬のある日、
それまでも具合の良くない素振りを
見せていた進三郎が吐血。

原因はおそらく戦時中、
兵器の開発に携わっていた時に
触れてしまった有害物質だろう
というのが本人の見立てで、
今すぐ病院へと促す伊奈を
「行くだけ無駄」だと制します。

何より、彼の夢である
軌道エレベーターを実現させるために
必要不可欠な炭素繊維の構成式が
もう少しで出来上がるのだと言って
机にかじり付く進三郎。

今にも力尽きそうな彼を見た伊奈は
いてもたってもいられず、
女神の力を使って彼が書き出そうと
している理論を完成に導こうとしました。

が、意識を取り戻した進三郎がそれを拒否。

「僕の願いは、僕自身の力で叶えたい」
との言葉通りに独力で成し遂げてみせた彼は、
自分を含む人間たちの行く末を
見届けることを伊奈に願って
息を引き取ったのでした。

東京軌道エレベーターガール(コミック)13話感想/考察/結末予想

普段は感情の揺らぎがほとんど窺えない
ポーカーフェイスの伊奈が、
進三郎の話を聞いている時に
とても嬉しそうにしていたり、
彼とそっくりな少年と会って動揺したり、
吐血して倒れ込んでいる姿を見て
取り乱したり…と様々な表情を
見せてくれて、

それだけ進三郎は彼女にとって
特別な存在だったのだろうなと感じ
切なくなってしまいました。

また、人類への干渉はしないと言いつつも
エレベーターガールとして時には
超人的な力も駆使して
軌道エレベーターを守っているのは、
彼の最後の願いを叶えようとしているのかと
納得しました。

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まとめ

「東京軌道エレベーターガール」
13話のネタバレやあらすじ、
実際に読まれた方の感想や考察、
結末予想についてはいかがでしたか？

隔週日曜日にサンデーうぇぶりで
ストーリーが更新される予定なので、
この記事を読んで漫画が気になった方は
是非一度読んでみてくださいね＾＾