さっちゃん、僕は。ネタバレ[34話]さっちゃんへの手紙。前に進めない京介

今回の記事では朝賀庵さん作、
「さっちゃん、僕は。」
34話について紹介させて頂きます！

あらすじ内容やネタバレ、
感想/考察や結末予想は
実際に漫画を読まれた方の
アンケートを元にしております！

「さっさと漫画を無料で読みたい！」
という方は後半に記載している
「漫画を無料で読む方法」を
チェックしてみてください！

さっちゃん、僕は。(漫画)34話あらすじ内容/ネタバレ

「それぞれの選択」

国木田家を毎月訪ねている京介

国木田夫妻の家を訪ねた京介を
出迎えた紫乃。

夫の要もちょうど帰ってきており、
「久しぶり片桐くん。今月もご苦労様」
と言いながら、
京介を部屋に迎え入れます。

要の腕には、紫乃によく似た、
幼い女の子が抱かれています。

国木田夫妻の間には、
一昨年、子供が生まれていました。

名前は、直緒（なお）。

「直緒には手出すなよ」と
要は京介に釘を刺します。

京介が国木田夫妻の家を訪ねる理由、
それは、定期的に慰謝料の
支払いをするためでした。

あれから4年、残り少なくなった慰謝料も、
来月の2月には完済となります。

4年前、慰謝料の話し合いの場

4年前、要・紫乃・京介の3人の間で、
慰謝料についての話し合いの場が
設けられていました。

要は、
「妻も悪いが、
君も分別できる年齢だったはず。
   なかったことにはできない」と、
京介に100万円を請求することにします。

まだ学生であった京介のことを考え、
「一括ではなく、月に返せる分だけでいい」と言う要は、
以前とは違い、
別人のように穏やかな雰囲気に
変わっていたのでした。

話し合いの途中、要が電話で離席します。

京介と紫乃の二人だけになった時、
紫乃は京介に頭を下げます。

「軽率なことをした。
あなたの彼女も傷つけて。
   本当にごめんなさい」と詫びる紫乃。

お金は自分が用意するという
紫乃の申し出に対し、
京介は、
「夫のいる人に手を出した僕が悪い。
   けじめはつけないと」、と
償いの時間に向き合う覚悟を
決めたのでした。

募る罪悪感と、紫乃の受けた罰

長い時間をかけて
少しずつ慰謝料を支払っていった京介は、
国木田夫妻と良好な関係を続けています。

紫乃は、”自分だけなんの罰もなく、
幸せに暮らしている“と感じています。

京介は、「紫乃と会ったことで、
彼女を愛することができた」と
言ってくれました。

しかし、その言葉があっても紫乃は、
京介が慰謝料支払いのため
家を訪れるたびに、
罪悪感を感じずにはいられません。

しかし、これこそが、
ある意味自分にとっての
罰なのかもしれないと気づき、
今あるこの幸せを
大切にしないといけない、
と心に誓うのでした。

会社での京介

場面は、京介の勤める会社へと移ります。

後輩の女の子から食事に誘われるも、
「今日は大学の後輩との約束があるんだ」と
笑顔でかわす京介。

京介に誘いを断られた女の子に向かって、
京介の同僚らしき男性が声をかけます。

「片桐は諦めたほうがいいぞー。
忘れられない彼女がいるらしいから」、と。

京介が約束をしていた大学の後輩とは、
黒磯でした。

社会人となり、営業職として働く黒磯と、
よく飲みに行く京介。

黒磯から「俺、彼女できたんすよ」
と報告を受けて、驚きます。

なんとなく、黒磯は特定の人を作らないと
思っていただけに、要領よく、
しかしちゃんと前に進んでいる彼の姿に、
京介は、
少なからずショックを受けるのでした。

さっちゃんへの手紙

自宅に戻り、ポストを確認した京介は、
そこに誰かからの結婚式の招待状を見つけ、
「さっちゃんも、もう結婚してたりして」
と、早智のことを考えます。

京介は、何かあるごとに、
早智へ向けた”送らない手紙“を
書き続けています。

最後に貰った、さっちゃんからの手紙。

それに対する返事を書こうとして、
完成しなかった言葉の山。

長い月日がたった今でも、
やはり京介は、早智のことを
忘れることができずにいるのでした。

仕事を楽しむ早智

一方、早智も社会人となり、後輩と共に、
出張で東京にやって来ています。

東京の電車に疲労困憊の後輩を、
「慣れだよ」と元気づける早智。

早智が遠距離恋愛をしていたことを
知っている後輩は、

「もう彼氏作らないんですか？」

と早智に聞きます。

すると早智は、

「しばらくいいかな。
今は仕事が楽しいの」、

と生き生きとした笑顔をみせるのでした。

自分だけ前に進めていないと感じる京介

京介の自宅。

自分が書いた早智への手紙の量が、
膨大になっていることに気づき、
自分の女々しさに引く京介。

長い間、
自分の時間が止まっている気がすると、
あらためて思うのでした。

そして2か月後、
ついに慰謝料完済の時を迎えます。

自分のせいで早智を失い、
後悔して考え続けた4年間…。

慰謝料を払うという目的がなくなり、
自分の空っぽさに気づく京介。

国木田夫妻が危機を乗り越え、
幸せに暮らしている様子を見てきただけに、
「僕だけ、進んでいない」、
と感じずにはいられないのでした。

そしてさらに時は経ち…。

会社にて、
「片桐、お前も帰りあそこ寄ってく？」と
声をかけてくる同僚に、
「ああ」と返事をするのは、
38歳になった京介でした。

さっちゃん、僕は。(コミック)34話感想/考察/結末予想

前回のラストで、紫乃の家を尋ねる京介に、
「また！？」と不倫の再開を
疑ってしまいましたが、
蓋を開けてみれば、それは、
慰謝料支払いのための訪問でした。

それにしても、4年間、毎月、
現金持参で慰謝料支払い…。
想像以上に大変でしょうね…。

慰謝料完済で、自分の空っぽさを感じ、
いまだにさっちゃんを忘れられず、
立ち止まっている京介に、
不憫さを感じずにはいられません。

楽しそうに仕事をこなすさっちゃんの
明るさが対照的でしたが、
さっちゃんの本音はどうなんでしょう。

本当に、京介のことは
吹っ切れたんでしょうか。

終盤にきて、
どんどんと時間が経過していくこのお話、
今回一番驚いたのが、
最後の「京介38歳」です！
14年経っています！！

最終回が近いのは間違いなさそうですが、
どうやって終わりを迎えるのか、
予想のつかない時間の飛び方です。

さっちゃんの気持ちが描かれることを
期待しつつ、
楽しみに次回を待ちたいと思います！

さっちゃん、僕は。34話をマンガアプリで無料かつお得に読む方法

「さっちゃん、僕は。」は
「少年ジャンプ＋」で限定公開されています。

少年ジャンプ＋最強人気オリジナルマンガや電子書籍、アニメ原作コミックが無料で毎日更新の漫画雑誌アプリ

SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ

そう思ったあなたにオススメの
裏技を紹介しますので安心してください！

さっちゃん、僕は。をジャンプ＋以外の漫画アプリで無料で読む方法

「さっちゃん、僕は。」は
マンガMeeでも同時公開されています！

マンガMee

SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ

さっちゃん、僕は。|単行本は全巻無料で読める?お得に読む方法も

まとめ

「さっちゃん、僕は。」
34話のネタバレやあらすじ、
実際に読まれた方の感想や考察、
結末予想についてはいかがでしたか？

少年ジャンプ＋(プラス)では隔週水曜日に
マンガMeeでは毎週金曜日に
ストーリーが更新される予定なので、
この記事を読んで漫画が気になった方は
是非一度読んでみてくださいね＾＾